2021/06/23
みなさん、入浴後や、いざ寝ようとしたら歯が痛くて眠れなかったなどの経験はありませんか?
今回は、夜間に歯が痛くなる原因や対処法について紹介していきます。
まずは、歯が痛いと感じても原因は虫歯とは限りません。夜に歯が痛むときは次のような原因が疑われます。
歯髄炎とは、虫歯の細菌が象牙質の深くまで進んでしまったときや、歯周病菌が歯の根っこを伝って神経に入り込んでしまったとき、外傷、歯ぎしり・食いしばりなどの刺激が歯髄に加わることで炎症が起きている状態です。
歯根膜炎とは、歯と骨の間でクッションの役割をしている歯根膜で起きる炎症のことです。虫歯が進行し、細菌が歯根膜や骨の一部にまで感染を起こすことや、打撲や転倒などの外的要因で歯に強い力が加わるなどの原因で起こります。
咬合性外傷とは、歯のかみ合わせが原因で、歯や歯ぐき、歯を支えている骨、顎関節に与えられた損傷のことをいいます。咬合性外傷の症状としては、次のようなものが挙げられます。
・噛んだときに歯が痛む
・知覚過敏
・歯が折れる、割れる
・詰めものや被せものが外れる
・歯が削れる(摩耗)
・歯周病の進行
・あごの関節の痛み(顎関節症)
・頭痛、首や肩のこりなど
咬合性外傷は、「一次性咬合性外傷」と「二次性咬合性外傷」に分けられます。
歯の周囲の組織が正常な歯に対し、通常よりも過度な力が与えられることで生じる外傷です。一次性咬合性外傷が起こる原因としては、悪い噛み合わせや、噛み合わせが高い詰めものや被せもの、歯ぎしりなどが挙げられます。
二次性咬合性外傷は、かみ合わせ自体に問題はないものの、歯周病によって歯を支える周囲の組織が弱くなった結果、かむ力を支えきれなくなったときに生じます。
智歯周囲炎とは、親知らずが歯周組織の炎症を引き起こしている状態です。下の歯の親知らずは、あごの神経が近いため、神経が刺激されて炎症が起きやすいです。
私たちが活動的な日中は、重力によって血液が下へ下へと流れていきます。それに対して夜眠るとき、横になると血流が頭部へ流れます。血管が膨張して、神経が圧迫されるため、日中に落ち着いている痛みが出やすくなります。
入浴や音楽を聴くなどリラックスする時間が多くなる夜間は、副交感神経が優位に働くようになります。血管の拡張・血流の増加によって神経が圧迫され、痛みを感じやすくなります。
入浴や飲酒が血流を増加させ、神経を圧迫することで、痛みが現れやすくなります。
●痛い部分を冷やす
痛む部位を、頬の外側から冷やします。冷たいタオルを当ててみましょう。逆に温めたり、氷を口に含んで直接冷やしたりすると、痛みが増すことがありますので気をつけましょう。
●市販の鎮痛剤の服用
薬局で購入する場合は「歯痛」と記載のある鎮痛剤を選ぶことで痛みの軽減が期待できます。
●丁寧に歯みがきをする
むし歯が痛いときは、“丁寧に歯みがき”をすることも大切です。むし歯によってできた歯の穴に、食べかすやプラークが詰まっているかもしれません。その汚れを取り除くだけでも痛みが改善する可能性があります。特に、歯と歯の間がむし歯になってしまっている場合は、歯ブラシだけでなく「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」をいっしょに使用してみましょう。
●ツボを押す
むし歯が痛くて寝付けないときは、“ツボを押す”という方法もあります。下唇とあごの間のくぼみ部分に「承漿(しょうしょう)」というツボがあります。このツボは歯痛と歯茎の腫れを和らげるとされています。歯を噛みしめた状態で、親指または中指で3〜5秒ほど強く押してみましょう。
また、手の人差し指と親指の骨が合流するところから、やや人差し指寄りにあるくぼみの部分で、風邪のひき始め・頭痛・肩こり・歯痛・眼精疲労など首から上の不調に効果があり、疲れやストレスにも効く「合谷(ごうこく)」という万能のツボがあります。なかなか歯の痛みが取れないときは、親指で5〜10秒ほど痛気持ち良いくらいで押してみましょう。
●虫歯で歯に穴があいている場合などは正露丸を歯に詰める
正露丸を歯に詰める方法は、添付の説明書やホームページにも記載されている正しい使い方になります。鎮痛剤を服用するよりも早く効き、痛みを和らげてくれます。
https://www.seirogan.co.jp/asset/products/seirogan/media/seirogan.pdf
●歯科の夜間救急外来を受診する
夜間救急外来を受診するという方法もあります。新聞やインターネットで検索すると、該当する受診先を確認することができます。ただし、救急外来では応急処置を受けることになりますので、後日必ずかかりつけの歯科医院を受診しましょう。
歯の痛みは、むし歯による痛みはもちろん、むし歯とは違った原因で痛みが起こる場合など色々考えられます。特に夜間は、入浴や就寝時の姿勢により血管の膨張が起きたり、副交感神経が優位になるため血管の拡張や血流の増大が起こり、日中と比べて歯の痛みが生じやすいです。
これまでに紹介した方法はあくまで応急処置になりますので、痛みが落ち着いても一時的なものになります。自己判断で終わらせず、歯科医の診断、それぞれの原因にあった治療を行う必要がありますので、夜間にあった痛みが朝落ち着いていても、原因解決のために必ず歯医者さんを受診しましょう!
当院ではスタッフ一同、患者様が笑顔になって帰っていただくことを願い、理念である「全ては患者様のHappy&Beautyのために」を順守し、診療に努めております。
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この記事を書いた人
日本口腔インプラント学会
北海道形成歯科研究会所属
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