機能と審美 チームアプローチ

札幌市西区宮の沢にあるインプラント専門医院「さいとう歯科」におまかせ

機能と審美 チームアプローチ

こんばんは

 

さいとう歯科の斎藤辰一です。

 

今回は全体的に治療された患者さんの症例です。

 

奥歯を噛めるようにしたいと来院されました。

 

下顎両方とも奥歯がなく、しっかりと噛むためにはインプラントが必要な状況でした。

 

ただ、なぜ奥歯がなくなったのか考えなければいけません。

 

色々調べてみると噛み合わせが悪いことがわかりました。

 

噛み合せのズレは歯ぎしりや食いしばりなどを誘発し、奥歯に過剰な負荷を無意識にかけてしまいます。

 

ただやみくもにインプラントを入れれば良いと言うわけではありません。

 

大事なことは患者さんが長期間安定した口腔内を手に入れることであり、

 

根本の原因を無視したインプラント治療は対症療法にしかならず、更なる自身の歯を失くすことにも繋がってしまいます。

 

ただ、このズレは見えるものではありませんので、ここを理解し、治療を行なっている歯科医師はごくわずかだと言われています。

 

当院ではまず、

このように、適切な噛みあわせを得るためにどのような歯を作る必要があるのか、患者さんのお口の模型を作製しシミュレーションを行います。

 

当院では技工士が3名勤務しており、歯科医師と歯科技工士と密にコミュニケーションをとり、このようにシミュレーションを行なっていきます。

 

歯科はチーム医療です、歯科医師 歯科技工士 歯科衛生士と情報を共有することが非常に重要です。

 

そのために一度、最終形態を想定し、その上で治療を進めていきます。

 

そしてこちらが治療終了後

奥歯にインプラントを使用し、全体的に噛みあわせを整えました。

 

長期的な機能の安定と審美(見た目)はリンクします。

 

どちらかだけを求めた治療は結果的にお口の中全体の崩壊を引き起こします。

 

当院ではこのどちらも大事にした上でより良い医療を目指しています。

 

ちなみにこちらの患者さんの技工物はインプラント専門技工士などにより、

歯科医師 歯科衛生士と密接に情報交換を行ない、全て院内にて製作されております。

 

40代男性

治療期間:約1年

費用:1330000円(税抜)インプラント3本使用

リスク:歯科小手術を必要とするため、術中偶発症や術後合併症のリスクがあります。